
日本人の私にしてみると “I think I can’t ~”(~できないと思う)のほうが自然に思えるから、こっちのほうを使っても問題ないのかなあ?

<回答>
英語を勉強していると、
「意味は分かるけど、ネイティブは本当にこう言うのかな?」
とモヤっとする表現に出会いますよね。
I don’t think I can jog anymore today.
I think I can’t jog anymore today.
日本語にするとどちらも「今日はもうジョギングできないと思う」と言えそうですが、ネイティブの感覚では自然さに大きな差があります。
この記事では、その理由を「感覚レベル」まで落として解説し、最後に同じパターンの例文を10個紹介します。
結論
結論から言うと、自然なのは「I don’t think I can ~」です。
- 自然でよく使われるのは:
I don’t think I can jog anymore today. - 文法的にはOKだが、かなり不自然なのは:
I think I can’t jog anymore today.
あなたが「I think I can’t ~」のほうがしっくりくるのは、
日本語の語順(「私は~できないと思う」)に引っ張られているからです。
英語では、
「思う」を否定する形(I don’t think ~)が圧倒的に好まれ、
「内容」を否定する形(I think I can’t ~)は、
よほど強調したいとき以外ほとんど使われません。
解説
なぜ「I think I can’t」は違和感があるのか?
1. 英語の基本パターンは「I don’t think + 肯定文」
ネイティブがよく使うのはこの形です。
I don’t think + 主語 + can / will / is …
- I don’t think I can do it.
できないと思う。 - I don’t think he will come.
彼は来ないと思う。 - I don’t think it’s a good idea.
それはいい考えだとは思わない。
ここでのポイントは、
- 否定は “don’t think” にかかっている
- 後ろの文は 肯定形 のまま
ということです。
英語の感覚では、
- 「~だとは思っていない」→ I don’t think ~
(=たぶん違うと思う、そんな気はしない)
という、少し柔らかい否定になります。
2. 「I think I can’t ~」は“変ではないが、かなりレア”
一方で、
I think I can’t jog anymore today.
は、文法的には間違いではありませんが、
- ネイティブはほとんど言わない
- 言うとしたら、「できない」という事実を強く言いたいときに限られる
ような、かなり特殊な響きになります。
ニュアンスとしては、
- 「私は“できない”と考えているんだ」
- 「できないって、はっきり思っている」
と、否定の内容そのものを強く主張している感じです。
日常会話で「今日はもう無理かな~」くらいのトーンなら、
I don’t think I can jog anymore today.
のほうが、
自然で、柔らかく、圧倒的に使われる表現です。
比較イメージをざっくり整理
| 表現 | 直訳イメージ | ネイティブの自然さ | ニュアンス |
|---|---|---|---|
| I don’t think I can jog… | できるとは思っていない | ◎ とても自然 | たぶん無理そう、柔らかい否定 |
| I think I can’t jog… | できないと私は思う | △ 不自然に近い | できないと強く言い切る感じ |
応用:同じ構造の例文10個(和訳付き)
どれも「I don’t think + 肯定文」の形で、
会話でそのまま使えるものを集めました。
- I don’t think I can finish this today.
今日はこれを終えられないと思う。 - I don’t think I can join the meeting tomorrow.
明日の会議には参加できないと思います。 - I don’t think I can help you this weekend.
今週末は手伝えないと思う。 - I don’t think I can eat anymore.
もうこれ以上は食べられないと思う。 - I don’t think I can afford it right now.
今はそれを買う余裕はないと思う。 - I don’t think I can explain it well in English.
それを英語でうまく説明できないと思う。 - I don’t think I can make it on time.
時間どおりに間に合わないと思う。 - I don’t think I can handle this alone.
これは一人では対処できないと思う。 - I don’t think I can remember all of that.
それ全部は覚えられないと思う。 - I don’t think I can say yes to that offer.
その提案を受けることはできないと思う。
どれも「I think I can’t ~」に言い換えることは文法上は可能ですが、
ネイティブの耳には不自然・強すぎる・わざとらしいと感じられます。
まとめ
日本語の語順に引っ張られないことがコツ。

「できないと思う= I don’t think I can ~」と、セットで丸ごと覚えてしまうのがおすすめです。



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