
“I was afraid you would not ~.” という文は、決まり文句として覚えておけばいろいろと使えそうな気がするなあ。
でも would の使い方がイマイチわからないので、わかりやすい解説と暗記しやすい例文も教えてください。

<回答>
I was afraid you would not take my umbrella.
学校英語だと「時制の一致」「would=willの過去」と説明されがちですが、実際のニュアンスは「過去のある時点で感じていた“モヤっとした不安”」です。
この記事では、この英文の自然な和訳と文法構造、そして同じパターンでそのまま使える例文を10個紹介します。
結論(和訳と全体イメージ)
和訳の結論
一番自然で状況が浮かびやすい訳は、次のあたりです。
- 「あなたが私の傘を持って行ってくれないんじゃないかと心配していました。」
- 「あなたが私の傘を持って行かないかも、と不安だったんです。」
ポイントは、
- I was afraid ~:単なる「怖かった」ではなく
→ 「~ではないかと心配していた/不安だった」 - you would not take my umbrella:
→ 「あなたが私の傘を持って行ってくれない(だろう)」という“未来の予想”を、過去から見ている形
つまり全体としては、
過去のある時点で、「この人、傘を持って行ってくれないかもしれないな…」と心配していた
という心情を表す文です。
解説
1. 文の骨組みを分解する
まずは構造をざっくり見ます。
| 部分 | 役割 | 意味のイメージ |
|---|---|---|
| I was afraid | 主節 | ~ではないかと心配していた |
| you would not take my umbrella | 従属節(内容) | あなたが私の傘を持って行ってくれないだろう |
直訳すると、
「私は、あなたが私の傘を持って行ってくれないだろうと心配していた。」
ここから日本語として自然に整えると、

「あなたが私の傘を持って行ってくれないんじゃないかと心配していました。」
という訳になります。
2. I was afraid ~ のニュアンス
「怖かった」より「心配していた」
afraid は「怖い」という意味で習いますが、I’m afraid (that) ~ や I was afraid (that) ~ になると、
- 「~ではないかと心配している/していた」
- 「残念ながら~でして…」(丁寧な言い出し)
という、少し柔らかいニュアンスになります。
この文では「心配していた」「不安だった」が自然です。
I was afraid you would not take my umbrella.
→ あなたが傘を持って行ってくれないんじゃないかと心配していました。
that の省略
本来は
I was afraid that you would not take my umbrella.
と書けますが、会話では that はよく省略されます。
意味はまったく同じです。
3. you would not ~ の文法(「未来のこと」を過去から見る)
would は「will の過去形」+「未来を過去から見た形」
ここでの would は、単純な過去ではなく、
- 「その時点から見た“これから起こりそうなこと”」
- = 「未来のことを、過去の視点から語っている」
という用法です(いわゆる “未来の過去”)。
you would not take my umbrella
→ (その時点では)あなたは私の傘を持って行ってくれないだろう
これを I was afraid に続けることで、
過去のある時点で、「この先、あなたは傘を持って行ってくれないだろう」と不安に思っていた
という時間関係が表現されています。
「will じゃダメなの?」
文法的には
I was afraid you will not take my umbrella.

とすると、
「過去の時点で感じた不安」ではなく、
今の視点から見た“これからのこと”への不安が強くなり、不自然になります。
- I was afraid you would not ~
→ 過去のある時点で、これからのことを不安に思っていた(時制がそろっている) - I was afraid you will not ~
→ 時制がちぐはぐで、普通はあまり言わない
4. take my umbrella のイメージ
ここでの take は、
- 「(これから行く場所へ向けて)持って行く」
という意味です。
take my umbrella
→ 私の傘を持って行く
「borrow(借りる)」ではなく take を使っているのは、「今ここから、あなたが傘を持って出て行く」イメージだからです。
5. I was afraid you would not ~ の例文10個
同じパターンで、そのまま使える例文を10個挙げます。
すべて「~してくれないんじゃないかと心配していた」というニュアンスです。
- I was afraid you would not come.
→ あなたが来てくれないんじゃないかと心配していました。 - I was afraid you would not like the gift.
→ あなたがそのプレゼントを気に入ってくれないかも、と不安でした。 - I was afraid you would not understand me.
→ 私のことを分かってもらえないんじゃないかと心配していました。 - I was afraid you would not call me back.
→ あなたが折り返し電話してくれないんじゃないかと不安でした。 - I was afraid you would not forgive me.
→ あなたが許してくれないんじゃないかと心配していました。 - I was afraid you would not agree with my idea.
→ 私の考えに賛成してくれないかも、と不安でした。 - I was afraid you would not be there on time.
→ あなたが時間どおりに来てくれないんじゃないかと心配していました。 - I was afraid you would not remember my birthday.
→ あなたが私の誕生日を覚えていないんじゃないかと不安でした。 - I was afraid you would not accept my apology.
→ 私の謝罪を受け入れてくれないんじゃないかと心配していました。 - I was afraid you would not answer my message.
→ あなたがメッセージに返事をくれないかも、と不安でした。
どれも、
I was afraid you would not + 動詞の原形
という「型」で作れます。
「相手が何かをしてくれないのでは、と心配していた」場面でとても使いやすい表現です。
まとめ

「時制の一致」として丸暗記するより、
**“過去の自分が、これからのことを不安に思っていた”**という時間のイメージで捉えると、would の使い方がぐっとクリアになります。



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