“It” と “That” の違いと使い分け

単語の違いと使い分け
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英語のちょっとした言い換えでも、「ニュアンスが変わるのでは?」と気になりますよね。
今回は、買い物シーンなどでよく使う “That’s a little expensive.”“It’s a little expensive.” と言い換えても問題ないのか、ネイティブの感覚にできるだけ近づけて整理してみます。

結論

結論から言うと、基本的には言い換え可能。ただし「指しているもの」の意識が少し変わる。

  • 日常会話では、ほとんどの場合 “That’s a little expensive.” を “It’s a little expensive.” に言い換えても問題ありません。
  • どちらも「ちょっと高いですね」という意味で、失礼な表現でもありません。
  • ただし、
    • That’s:目の前の「その品物・そのもの」を指している感じ
    • It’s:状況や値段そのものを、少し客観的に評価している感じ

という、指し方・フォーカスの違いがわずかにあります。

解説:That’s と It’s のニュアンスの違い

“That’s a little expensive.” のイメージ

  • 指している対象がハッキリしている
    目の前の商品、さっき提示された値段など、「今話題になっている“それ”」にフォーカスしています。
  • 会話例 A: This jacket is 200 dollars.
    B: Oh, That’s a little expensive. この場合の That’s は「そのジャケット(その値段)」を指していて、
    「それはちょっと高いですね」という、かなり“モノ”寄りの指し方です。
  • ニュアンス
    • 具体的なモノ・値段に対してコメントしている感じ
    • カジュアルな会話で非常によく使われる自然な表現

“It’s a little expensive.” のイメージ

  • It が指すものが少し広い
    It は「その値段」「その商品」「そのプラン」「その状況」など、
    今話している対象全体をふんわり指すことができます。
  • 会話例 A: The rent is 1500 dollars a month.
    B: Yeah, It’s a little expensive. この場合の It は「その家賃」「その物件の条件全体」を含んだイメージで、
    「(この条件にしては)ちょっと高いですね」という、少し“状況寄り”の言い方にもなり得ます。
  • ニュアンス
    • 値段そのものや、全体の条件を評価している感じ
    • 直接「そのモノ」を指すというより、“その話題”をまとめて It で受けているイメージ

比較表:That’s と It’s の違いをざっくり整理

表現主に指しているもの典型的な場面ニュアンスの印象
That’s a little expensive.目の前の「その品物・その値段」商品・値段を指さしながら話すとき具体的な「それ」に対するコメント
It’s a little expensive.値段・条件・状況全体家賃・プラン・サービスなどの話もう少し抽象的・状況評価寄り

どちらも「ちょっと高いですね」という意味で、失礼さの差はほぼありません
違いはあくまで「指し方」「フォーカス」の微妙な違いです。

実際の会話での使い分けのコツ

1. ショップで商品を見ているとき

  • 店員さんが商品を見せてくれている場面では、どちらも自然ですが、
    That’s a little expensive. のほうが「その商品」にピタッと合います。 (店員がバッグを見せながら)
    A: This bag is 300 dollars.
    B: Hmm, That’s a little expensive.

2. プラン・家賃・サービスなど「条件」の話のとき

  • 料金プランや家賃、サブスクなど、**“モノ”というより“条件・内容”**を話しているときは、
    It’s a little expensive. がよりしっくり来ることが多いです。 A: This plan costs 50 dollars a month.
    B: I see. It’s a little expensive.

3. 言い換え可能な場面がほとんど

実際のネイティブ会話では、多くの場面で That’s ⇔ It’s は入れ替えても違和感はほぼありません。

  • 「文法的に間違い」になることはない
  • 「失礼さ」が急に増えることもない
  • どちらも「少し高いですね」という、控えめな表現

なので、**基本は「どちらもOK」**と考えて大丈夫です。
そのうえで、余裕が出てきたら「モノにフォーカスなら That’s」「状況寄りなら It’s」と意識すると、表現の精度が上がります。

まとめ

安心して言い換えてOK。ただ、指している“範囲”の違いは知っておくと便利。

  • 結論
    • “That’s a little expensive.” を “It’s a little expensive.” に言い換えても、基本的に問題ありません。
    • どちらも「ちょっと高いですね」という丁寧寄りの表現です。
  • ニュアンスの違い
    • That’s:目の前の「そのモノ・その値段」にフォーカス
    • It’s:値段や条件、状況全体をふんわり指す
  • 実践的な使い分けの目安
    • 商品を指している感覚が強いとき:That’s a little expensive.
    • プラン・家賃・サービスなど条件の話:It’s a little expensive.
運営者ヒッキー
運営者ヒッキー

細かいニュアンスを知っておくと、「なんとなく」ではなく、意図して表現を選べるようになります。英語のこうした小さな違いを一つずつ押さえていくと、会話の説得力や自然さがぐっと増していきますよ。

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