
英語学習をしていると、「You may think that he should do it.」のような文に出会うことがあります。
このとき、「do it」の “it” を “that” に置き換えて「do that」としてもいいのか?と疑問に思った方もいるかもしれません。
結論から言うと、文法的には “that” に置き換えることも可能ですが、意味や使い方に違いが出るため、注意が必要です。
まずは文の構造を確認しよう
「You may think that he should do it.」は、以下のような構造になっています。
- You may think(あなたは思うかもしれない)
- that he should do it(彼はそれをすべきだ)
この “that” は接続詞で、「he should do it」という文全体を導いています。
つまり、「あなたは『彼はそれをすべきだ』と思うかもしれない」という意味になります。
“do it” の “it” は何を指している?
この “it” は、前文や文脈で既に出てきた内容を指す代名詞です。
たとえば:
He forgot to submit the report.
You may think that he should do it.
この場合の “it” は「submit the report(報告書を提出すること)」を指しています。
“do that” にするとどうなる?
“do that” にすると、意味は似ていますが、ニュアンスが少し変わります。
| 表現 | ニュアンス | 違い |
|---|---|---|
| do it | 具体的な行動を指す | すでに話題に出た内容を代名詞で受ける |
| do that | やや抽象的・距離感あり | 指す内容が少し遠く感じられることもある |
“that” は代名詞としても使えますが、話し手が少し距離を置いている印象を与えることがあります。
ネイティブの感覚では?
ネイティブは “do it” を使うことが多く、より自然で口語的です。
一方で “do that” は、強調したいときや、少し距離を置いた言い方として使われます。
例文比較
- You may think that he should do it.
→ 一般的で自然な言い方 - You may think that he should do that.
→ 「それをやるべきだ」と強調したいときや、少し冷静な印象
文法的にはどちらも正しい
“do it” も “do that” も、文法的にはどちらも正しいです。
ただし、“that” を使うときは、前に述べた内容が明確であることが重要です。
たとえば:
He said he would quit his job.
You may think that he should do that.
この場合、“that” は「quit his job(仕事を辞める)」を指していて、意味は通じます。
まとめ
自然さを重視するなら “do it” が基本。

英語では、こうした微妙なニュアンスの違いが意味や印象に影響します。
文法だけでなく、場面や話し手の意図を意識することで、より自然な英語表現が身につきます。



コメント